シネマリーン上映設備のデジタル化への募金趣意書とお願い

      2012年12月

シネマリーン/みやこ映画生活協同組合

理事長 小野寺 正光

支配人・理事 櫛桁 一則

 

 謹啓 皆さまにおかれましては益々ご健勝のこととお慶び申し上げます。日頃より、シネマリーン・みやこ映画生協への温かいご支援をいただき心より感謝申し上げます。

 去る、2012年9月、急速に進む映画のデジタル化で映画用フィルムの生産中止が発表されました。確実な日時は確定はされておりませんが、来年の半ば以降、新作映画のフィルム上映は難しくなると思われます。デジタル化に対応できない全国のミニシアター・独立館の閉館も聞こえてきており、岩手県沿岸唯一、人口5万8千人の宮古市にありますシネマリーンも同じく設立以来、最大の危機をむかえております。

 デジタル化せずに旧作をフィルムで上映していくという方法もありますが、名画座の運営は首都圏などの人口規模の大きな街でなければ非常に難しい状況で、既に生産されていない古い映写機の部品確保やメンテナンスも難しくなってきております。しかし、私たちは毎年新作を楽しみにしている子どもたち、話題作や新作を楽しみにしている人たちに、これまで以上に最新設備で「映画」を楽しんでもらいたいという思いでデジタル化に向けて動き出す決意を固めたところであります。

 デジタル機械導入には現在2スクリーンで2千万円(安価なデジタル機材の発売の情報もあり、情報待ちという状況です。)という莫大なお金が必要になりますが、2001年度を頂点として、様々な取り組みの中でも、年々落ち込む入場者、そして追い打ちをかける東日本大震災の影響で沿岸地域は大きな被害を受けての入場者激減と、現在のみやこ映画生協の経営状況、資金力では到底、新規の設備投資は難しく、融資も困難な状況にあります。

 しかし、私たちは、宮古・三陸沿岸から映画館を無くしたくありません。大震災での津波の被害は免れましたが、デジタル化の波を受けて幕を閉じるいうのはとても悔しく辛いことです。

 デジタル化が実現できれば、新作を最新鋭デジタル映写機でのクリアな画面、音質で上映可能になると共に、フィルム確保(順番待ち)で遅くなっていた2番作品の公開時期を早める事ができ、これまで要望されていた公開時期を早くできる事になります。とは言いましてもデジタル化により来場者が大幅に増える事は難しく、これまで以上に動員に向けての取り組みの強化が改めて必要になりますが、設立時の気持ちに再度立ち戻り、今後も沿岸から映画の灯を消さないよう、尚一層努力してまいります。

 デジタル化に向けて、映画を愛する組合員、市民の皆様、映画館存続へ賛同していただける方々への募金を呼びかけ、導入費用の一部に充てたいと思っております。募金の趣旨をご理解いただき、ご協力を心よりお願い申し上げます。


1.期  間:2012年12月1日~2012年5月31日

(※2館デジタル化完了まで) 

2.目 標 額:2,000万円

3.使用目的:映画館シネマリーン映写設備のデジタル化募金

(※機材購入費、工事費及び長期保守契約)

4.募金窓口:シネマリーン窓口へ直接、市内募金箱設置店

  銀行振込:岩手銀行 宮古中央支店 普通預金2125256

       ※口座番号変わりました。

  口座名義:みやこ映画生活協同組合 理事長 小野寺正光

       ミヤコエイガセイカツキヨウドウクミアイ

 

シネマリーンデジタル化【完了】

2013年9月30日終了

募金金額

16,097,909円   

ありがとうございました!

デジタル化募金は終了いたしましたが、デジタル機器の維持更新費用と、これからも引き続き行ってまいります「被災地での上映会」「被災地での映画を通した地域づくり活動」のために募金は継続してまいります。今後共どうぞよろしくお願いいたします

シネマリーン被災地での映画上映会
シネマリーン被災地での映画上映会
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